とりさんの独り言

日々のいろいろなことをまとめています。

Nano Pi Neo2 で SoftEtherVPNサーバーを立てた

自宅のフレッツ回線が光配線のギガラインになったため、長年使っていたBeagleBoneBlackのVPNサーバーを廃止すべく、Nano Pi Neo2でSoftEtherVPNサーバを立てました。ざっくり、どんなことやってどんなところで躓いたかをまとめておきます。

Nano Pi Neo2

秋月電子で購入。ヒートシンクは千石で買った適当なやつを貼り付けました。

Armbian

↓から、Armbian Busterをダウンロード。How To Startに記載の通りインストールしました。 www.armbian.com

IPアドレスの固定

ルーターDHCPサーバーにある、IPアドレス固定機能を使用。

SoftEtherVPNのコンパイル

[メモ] NanoPi NEO2 で SoftEther を動かす - Qiitaを参考に、 何度かトライしましたが、失敗を繰り返していました。原因は下記2つ。

  • -m64を削除
  • / usr / bin / ld:-lzが見つかりません

linux — 「/ usr / bin / ld:-lzが見つかりません」をもとに、"sudo apt-get install zlib1g-dev"を実行。

zlib1g-devを入れた後はサクサクmakeが進みました。

bridge-utilsの設定

How to setup and configure network bridge on Debian Linux - nixCraftを参考にNetworkManagerを使ってbr0を設定。

tapデバイスとのブリッジをsystemctlを使って自動で行うために、 Raspberry PiでVPNサーバ構築 | くらばのメモ帳 を参考に、vpnserverのservice設定ファイルを修正。

そのほか

  • pipでインストールした「speedtest-cli」が便利。ノートPCでもNano Piでもスピードテストが簡単。

  • RPi-Monitorめっちゃ便利。ネットワークトラフィックやCPU温度・負荷がブラウザで簡単に確認できる。